水彩画の極意
高校の時に美術の先生から水彩画を教えて頂きました
水彩画では黒と白の絵の具を使いません
白は画用紙の白を活かすのです
つまり色を塗らないという事
普通、黒は影を着けたい時に使ったりしますが、画像の水彩画では赤色(不透明色)に紺色(透明色)を塗る事で影を作っています
間違っていけないのが、透明色の上に不透明色を塗ってはいけませんよ💧
バンド演奏も水彩画と似てると思いませんか?
影を表現したい時にストレートに暗い音を使うのではなく、各パートの楽器がアンサンブルで影を表現するというのはどうでしょう・・・
又、白は無音という事です
音を出すばかりが能ではない
無音があるから出音が生きる
影があるから光があるみたいな・・・
「アマチュアバンドあるある」ですが、キーボードがシンセの音色で曲の色を着ける
又は、ストリングス等の持続音で音の隙間を埋めてしまうなどです
只、この方法は一見聞こえが良いので重宝されるのも現実です
でもギターやキーボードなどの上物楽器はフレーズとバッキングで表現する気持ちが無いとダメじゃないかな?
音色はお金で買えるけど、表現力は練習と研究でしか身に付きません
ところで画像の水彩画は、正にバンド演奏のようにも見えませんか?
これぞ水彩画の極意です(^^♪